特別休暇もチェック

企業の中には、有給休暇や産前・産後休暇などの法定休暇のほかに、特別休暇を設けているところがあります。
特別休暇とは、福利厚生として各企業が独自で設けている休暇のことです。
取得するときのルールや有給にするか無給にするかなど、企業が自由に決められるという特徴があります。
転職において休日を重視するのであれば、この特別休暇にも注目した方がよいでしょう。

特別休暇にも種類があり、よく見かけるのは慶弔休暇です。
冠婚葬祭のときに取得できる休暇であり、結婚休暇や忌引き休暇などに分かれているケースもあります。
有給のケースが多いですが、企業によっては無給のこともあるため、よく確認しておきましょう。

有給のケースが多い特別休暇には他にリフレッシュ休暇があります。
5年や10年など勤続年数が節目を迎えた社員が取得できる休暇です。
日数は企業によって違いがあり、長いところだと数ヶ月の休みが取れる場合もあります。
また連休で取得しなければならない企業もあれば、分けて取得できる企業もあり、企業によってルールが大きく変わってくる特別休暇といえるでしょう。

またアニバーサリー休暇も有給であるケースが多いです。
社員本人の誕生日や家族の誕生日、結婚記念日など、本人にとって大切な日に取得できます。
大切な日の基準は企業によって違いがありますが、多くは社員本人で決められることが多いようです。

一方で無給のケースが多いのはボランティア休暇です。
本来業務のある日にボランティア活動に参加する場合に取得する特別休暇であり、日数は参加するボランティアによって違います。